まず、ひとつだけ戻す

気づけば、ものは少しずつ、場所から場所へと移動していきます。読みかけの本、飲み終えたカップ、あとで片づけようと思った郵便物。完璧に片づけようとすると、かえって疲れてしまうこともあります。

だからこそ、今日の自分にできるのは「ひとつだけ戻す」こと。それだけで、部屋の景色が静かに変わり、心にも小さな余白が生まれます。

掃除は「面」をつくること

掃除というと、細かな部分に目が向きがちですが、大切なのは「面」を整えること。テーブルの上、床の一角、洗面台のまわり。ひとつの面からものを減らし、さっと拭くだけで、暮らしのリズムが整います。

毎日すべてをやる必要はありません。今日はテーブル、明日は床。やさしく順番をつくっていきましょう。

余白は、次の行動のために

ものが少し減ると、空いたスペースが生まれます。その余白は、見た目のためだけではなく、次の行動のための場所になります。カバンを置く。書きものをする。湯気の立つお茶をゆっくり飲む。

余白があるからこそ、暮らしはスムーズに回りはじめます。

完璧ではなく、戻れる場所を

きれいな部屋を保つコツは、完璧を目指すことではなく、戻りやすい仕組みをつくること。置き場所を決める、かごをひとつ用意する、動線をシンプルにする。

自分が戻ってこられる場所をつくっておくと、また整えたくなります。暮らしは、行ったり来たり。そのリズムも心地よく受けとめていきましょう。

部屋を整えることは、
自分の時間に小さな余白を返すこと。
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